「逃げ恥」

新年明けましておめでとうございます。
 
依然、コロナ禍の中、感染対策を続けなければならない状況を考えると改まった気持ちにもなりませんが、1/2夜に放映された「逃げ恥」はそんな憂鬱な心持ちを吹き飛ばしてくれるそんなドラマだったような気がします。
 
野木亜紀子さんという脚本家の感性はさることながら、みくり・平匡という若いカップルが醸し出す暖かさは見る者を惹き付けたに違いないと思います。ドラマ中盤だったか、みくりの平匡に対する優しさが滲み出た場面はこんなおっさんをもほろりとさせるものでした。こんな優しい気持ちを持った女性はこの世には稀な存在なのかもしれません。理想かもしれません。しかし、妊娠という女性にとっては極めてデリケートな状況の中でも、自己本位な自分の立ち位置を見つめ直し、相手のことを思いやれるみくりの素晴らしさはこの上もなく世の男性に衝撃を与えたかもしれません。
 
子育てに男も女もない、それは共同作業。これも理想かもしれません。しかし、世の趨勢はその方向に少しずつですが、歩を進めているのかもしれません。男性が1ヶ月ものの間育休を取ることに異議を唱える方々は依然多数派かもしれませんが、ドラマの中で例として挙げられていた、育休ではなく、その男性自身の病気や家族の介護で1ヶ月もの間、仕事から離れなければならない事態に直面した場合と何がどう違うのか、考えてみれば、何ら変わらないと思うのです。育休であれば、周囲の者が前もって心構えができるわけであり、むしろ、周囲に与える影響は後者に比し少ないのではないでしょうか?また、ある場面では、「育児休業給付金」のことにまで踏み込んでいました。それらまで取れ入れたところに、このドラマの重さを見たような気がします。
 
我が輩のようなおっさんがこのような「ムズキュン」ドラマを楽しみにするというのもどうかと思いますが、楽しみにしていた甲斐があったのかもしれません。
敢えて、「続編」を期待したいですね!!